ページトップ

低周波治療器の使用上の注意点・禁忌

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Check

特に注意する点

内臓をはさむ

×内臓をはさむ

注意点を細かく書くと、「それは当たり前でしょ!」というのも含まれて、かなりの数になりますので、まずは特に重大なところを。

  • 治療中にパッドを貼りかえる・はずすときは、必ず電源を切ってから。
  • 1ヵ所に15分をこえての使用をしない。
  • 装着型医用電気機器を利用している人は使用できません。
  • 入浴・多湿なところでの使用など、水分が付くようなことは禁止です。
  • 体の前側と後ろ側に1枚ずつ、内蔵をはさむような使用は禁止です。
  • 右側の手足・左側の手足に1枚ずつ、体幹をはさむような形での四肢への使用は禁止です。(右に一組、左に1組の4枚は大丈夫です。)

それぞれの詳しい理由や、さらに細かい注意点は下記をご覧ください。

使用時の注意点

  • 治療中にパッドを貼りかえる・はずすときは、必ず電源を切ってから。
    片方だけ体についている分には大きな問題は無いのですが、外した側の粘着面が体の予期せぬところに触れると、強いショックや内臓にダメージを与える可能性があります。金属に触れると火傷する危険性もあります。
  • 治療中、他の人にパッドを貼りかえたりしない。
    これも上記と同様です。
  • 自動車などの運転の直前および運転時には使用しない。
    筋肉を動かす治療器なので当然ですね。治療後、体に異常が無いことを確認できてから運転しましょう。
  • パッドを患部に貼りつけたまま放置しない。
    皮膚の炎症などをおこす可能性があります。
  • 1ヵ所に15分をこえての使用をしない。
    治療部位の筋肉が逆に疲労するおそれがあります。
  • 就寝時・睡眠薬を服用したとき・酔っているときは使用しない。
    コードが首にからまり、パッドが貼り付け禁止の場所(心臓の近く、首から上、口中、陰部など)に貼りつ危険性があります。

医師に相談が必要なケース

医師の治療を受けているときや下記の人は使用前に医師に相談しましょう。

  • 急性疾患
  • 悪性腫瘍
  • 感染症疾患
  • 妊娠中、生理中、出産直後の人
  • 心臓に障害のある人
  • 体温38℃以上の人
  • 貧血ぎみの人
  • 適用部位の皮膚に異常(感染症、創傷など)のある人
  • 血圧に異常のある人や異常のあるとき(180mmHg以上)
  • 安静を必要とする人や著しく体調のすぐれないとき
  • 脊椎の骨折、捻挫、肉離れなどの人
  • 糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害のある人

使用できない人

  • ペースメーカー等の体内植込み型医用電気機器を利用している人
  • 人工心肺等の生命維持用医用電気機器を利用している人
  • その他、装着型医用電気機器を利用している人
  • 小学生以下の子供

禁忌・禁止された使い方

  • 塗り薬(スプレー式等含む)との併用はしない。
    事故や体調不良をおこすおそれがあります。湿布などは治療終了後、時間を置いて貼りましょう。
  • 治療器動作中に、入浴など、水分が付くようなことは禁止です。
    感電や強いショックを受ける可能性があります。
  • 浴室などの湿度の高いところでは使用できません。
    濡れた場合同様、感電や強いショックにつながります。
  • 治療動作中に、パッドにベルト、ネックレス、ピアスなどの金属が触れないようにしましょう。
    強いショックや火傷のにつながる可能性があります。できればネックレスなど、体に直に触れる金属は外しておきましょう。

禁止されたパッドの貼り方

内臓をはさむ

×内臓をはさむ

  • 心臓の近く、陰部・口中など粘膜部分、首の前側、首から上、頭部、口中、皮膚疾患部分への使用
  • 体の前側と後ろ側に1枚ずつ、内蔵をはさむような使用。
    体調不良を起こす危険
  • 低周波治療器2台以上の同時使用。
  • 右側の手足・左側の手足に1枚ずつ、体幹をはさむような形での四肢への使用。
    四肢(手・腕・脚・足)が大きく動き怪我をする危険性、骨折の危険性、体調不良の危険性があります。(右に一組、左に1組の4枚は大丈夫です。)
左右の四肢に貼る

×左右の四肢に1枚ずつ

現在地
家庭で低周波治療:ホーム >
よくある疑問・質問 >
低周波治療器の使用上の注意点・禁忌